新年に入ってからの NHK「ラジオ深夜便のうた」(1~3月)の「東京タワー」には、物凄く惹かれている。
五木寛之氏の作品らしく、より遠ざかり行く昭和への哀愁(ペーソス)や郷愁(ノスタルジア)が漂って来るからだ。
私は今でこそ、マンションから毎朝、「東京スカイツリー」に目で挨拶している、地元。
「東京スカイツリー」は、古希を迎えた私の余生に願を掛ける、 "シルバー・シンボル"のような存在。
それに対して、「東京タワー」は、1971年に社会人として上京した23才の時以来、
何時も街角やビルの谷間から赤く聳(そび)えて見え、"青春の血潮---ブラッド・シンボル" のような存在で居てくれた。
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♫ 「東京タワー」
作詞: 五木寛之、作曲: 立原岬(五木寛之の別名義)、編曲:菱松衆、歌: ミッツ・マングローブ、
日本コロムビア2018/1/24発売 COCA-17411 ¥1,204+税。
小雨ふる 麻布台から芝公園へ
濡れながら ふたり歩いた 夜の街角
つらいけど これを最後にするしかないと
おたがいに 思いながらも 熱い指先
見上げる空に 東京タワー
赤く 赤く 燃えるよ
寒いわたしの心 あたためて
愛の灯りを 東京タワー
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