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東野圭吾・原作の「祈りの幕が下りる時」=劇場映画版=トピックス・キャスト

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原作の単行本が発売されてから4年強、読んでから2年弱経った2018年1月27日(土)より、いよいよ映画が公開される。

そこで先日来、事前にスタディを進めている。

 

 

□ リブログ


 

 

 

 

「祈りの幕が下りる時」

 




■ 劇場映画化

配給: 東宝

公開: 全国TOHOシネマズ 2018/1/27(土)より。

完成披露イベント レッドカーペットイベント& 完成披露試写会は、

12/12(火)に「福徳の森」 (中央区日本橋室町2-5-10)にて。


■ 原作 

東野圭吾の長編小説「祈りの幕が下りる時」
講談社・単行本2013年9月刊行、文庫本2016年9月刊行。
Amazonで購入

単行本

文庫本

第48回(2014年3月) 吉川英治文学賞を受賞。

 

 

□ 東野圭吾氏の著作(2012年以降)と私のブログ

笑小説シリーズ・歪笑小説(2012年1月 集英社文庫)
ナミヤ雑貨店の奇蹟(2012年3月 角川書店 / 2014年 角川文庫)・・・中央公論文芸賞
ガリレオシリーズ・虚像の道化師 ガリレオ7(2012年8月 文藝春秋)
ガリレオシリーズ・禁断の魔術 ガリレオ8(2012年10月 文藝春秋)
夢幻花(2013年4月 PHP研究所)・・・柴田錬三郎賞
加賀恭一郎シリーズ・祈りの幕が下りる時(2013年9月 講談社)・・・吉川英治文学賞
疾風ロンド(2013年11月 実業之日本社文庫)
虚ろな十字架(2014年5月 光文社)
マスカレード・イブ(2014年8月 集英社文庫)
ラプラスの魔女(2015年5月 KADOKAWA)
人魚の眠る家(2015年11月 幻冬舎)

 


■ スタッフ

脚本: 李正美

監督: 福澤克雄、助監督: 北川学

音楽: 菅野祐悟

 

主題歌: JUJU(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)の新曲「東京」

2018年1月24日(水)リリース。
CD収録曲 01. 東京 02. ウラハラ 03. 藍 04. 東京 -Instrumental-。

 

Amazonで購入

初回生産限定盤(CD+DVD)

通常盤(CDのみ)

 

 

2012年公開の『麒麟の翼 新参者・劇場版』主題歌以来6年ぶり。

JUJU 「sign」

YouTube

 

 

 

特別協力: 明治座、
協力: 名橋「日本橋」保存会、三井不動産、人形町商店街協同組合、甘酒横丁商店会。

 

 

□ 関連ブログ  

陽気の良い雛祭りの日本橋人形町・浜町を散策(2016/03/03記)
紅葉散歩--日本橋浜町(2013/11/28記)

 

 

製作: 映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会

制作プロダクション: マックロータス
制作: 東宝


 

 

■ キャスト <ネタバレご注意>

 

 

加賀恭一郎: 阿部寛
・・・警視庁刑事部捜査一課刑事(ノンキャリア)・巡査部長⇒練馬西警察署刑事課捜査一係刑事・巡査部長 ⇒日本橋警察署刑事課捜査一係刑事・警部補。
国立T大学(筑波大学?)在学中は、剣道部部長を務め剣道六段で全日本選手権で優勝。社会学部系の出身だが、工学・化学・情報科学系への造詣も深い。茶道部にも所属していた。卒業後に教師になったものの或る生徒間の出来事から教師失格と自主判断し2年で辞職。

父親と同じ警察官となり、警視庁本庁捜査一課から、巡査部長で練馬署に勤務する。警部補に昇進した後、久松署を経て隣の日本橋署(実際は存在せず久松署の管轄)へ赴任する。

長身で肩幅が広く、がっしりとした体型。彫りの深い顔立ちであるため、逆光で目元が黒く見え、顎(あご)は尖(とが)っている。趣味は、茶道とクラシックバレエ鑑賞である。心優しく、リーダーシップと協調性があった筈だが、警察官になってからは、単独行動が目立つ。能弁ではないが寡黙(かもく)でもない。情は深いが熱くなり過ぎず冷静沈着。犯罪者に対しても優しさや思いやりを失わないで、隙(スキ)のない鋭い人間観察眼で、素早く事件を見通せる。何度も一見、事件に関係ない質問をするので一部の人からは変人扱い。カジュアルな服装で周りの警察官達からもイケ好かない奴と思われている。

 


加賀隆正: 山﨑努
・・・恭一郎の父。警視庁刑事(本庁捜査一課の有能な刑事で終わったか?)⇒警備会社アドバイザー⇒2008年に胆嚢癌(たんのうがん)で他界。

 



田島百合子: 伊藤蘭
・・・36歳の頃に仙台のスナック「セブン」で働いていた女性で、加賀の失踪した母親。
実年齢より若く見える瓜実顔の美人で、寡黙さが魅力となり「セブン」の客から良い評判を集めていたが、やがては体調を崩して行き、住んでいたアパートで変死した。自分を律する真面目な性格で、周りにはどこか心を開いていない節もあったが、客の一人である綿部俊一とは心を通じ合う仲となっていた。当時12歳だった加賀恭一郎を残し、家を出て来た。妻としても母としても失格だったと自分を責め続けて、質素な暮らしをしながら宮本康代の店で働き続ける。しかし数年後に、常連客の一人だった綿部俊一という当時50歳代の男と親しくなる。さらに数年後――仙台に来てから16年後に心臓の病気で亡くなってしまう。

 

 

綿部俊一: □□□□・・・スナック「セブン」の常連客で、田島百合子の愛人。

 

横山一俊: 音尾琢真・・・原発作業員。

 

 


松宮脩平: 溝端淳平
・・・恭一郎の従弟(いとこ)。警視庁刑事部捜査一課刑事(キャリア組)・警部補。
加賀恭一郎の父・隆正を実父のように慕い、彼に憧れて警察官を志した。正義感が人一倍強く負けず嫌いで、加賀と共に多くの事件を解決して来た。

 



大林: 春風亭昇太・・・警視庁刑事部捜査一課刑事、松宮脩平の上司。

 



坂上: □□□□・・・警視庁刑事部捜査一課刑事、脩平の先輩。

茂木和重: □□□□・・・警視庁総務部広報課課員。

 


金森登紀子: 田中麗奈
・・・加賀の父・隆正を看取った京橋中央病院の担当看護師。
恭一郎と知り合い、入院中の隆正の将棋相手を頼まれていた。恭一郎とは隆正を看取った後も交流があり、メールのやり取りが続いている。

 




金森佑輔: □□□□・・・ 登紀子の弟。出版社のカメラマン。


浅居博美: 松嶋菜々子
[中学生 桜田ひより(子役)]

[二十代 飯豊まりえ]

・・・事件の鍵を握る美しき舞台演出家・脚本家・女優。芸名・角倉博美。
両親の離婚後、父が自殺したため養護施設に引き取られて育ち、高校卒業後は演劇の道を志し劇団「バラライカ」に入団し、20代の頃に女優として活躍したが、30代頃から演出、脚本を手がけるようになり注目を集める。「バラライカ」代表の諏訪建夫とは3年間結婚生活を送っていたが、夫に黙って堕胎していたことが原因で離婚した。加賀が日本橋署主催の少年剣道教室で講師をしていた時に、自身が手掛ける芝居のため子役達に剣道の指導をさせてもらってから加賀と知り合う。自身の堕胎歴も加賀には打ち明けている。現在、曽根崎心中をミステリ風の視点で仕上げた「異聞・曽根崎心中」を明治座で公演中で、女優として初めて立った同じ舞台の明治座で演出を手掛けるという夢を叶えている。

 

 


浅居厚子: キムラ緑子
・・・博美の母親。忠雄とお見合いで結婚したが、質素な生活振りに不満を露(あら)わにしていた。
中学時代より噂されていた素行不良の悪さを露呈するかのように夜遊びに繰り出した末に、忠雄や博美の元から姿を消した。現在、無銭飲食したレストランから逃げようとした際に骨折した足の治療後、老人ホームに入り浸っている「201さん」(名前を明かさないため部屋番号に由来する、老人ホーム「有楽園」の入居者)と呼ばれる老婆が現在の厚子であると目されている。



浅居忠雄: 小日向文世
・・・博美の父親。母の代から続く洋品店を細々と経営していた。
温厚でお人好しな性格。或る日、妻の厚子が、金品類や忠雄名義の口座の金を持ち逃げして失踪した。その上に忠雄名義で借金を作らされたことからヤクザに追われ追い詰められた末に、投身自殺した。

 

 

諏訪建夫: 上杉祥三・・・劇団「バラライカ」代表、浅居博美の元夫。





宮本康代: 烏丸せつこ
・・・70代。40代の頃より亡き夫が遺したスナック「セブン」と小料理屋を経営していた女性で、温泉宿の女将をしている友人から紹介された田島百合子を雇っていた。

田島百合子の遺体の第一発見者であり、綿部俊一が加賀恭一郎に百合子の遺骨と遺品を引き取るように頼んで以来、加賀と面識を持つようになった。東日本大震災後に2つの店を閉じ、店の繁栄時の貯えと年金で暮らす。



押谷道子: 中島ひろ子
・・・小菅の事件の被害者。浅居博美の中学時代の同級生。滋賀県彦根市古沢町に構える清掃会社「メロディエア」で外回りとして働く。
明るくおしゃべりな性格のお節介焼きで人の好さから職場や得意先でも慕われていた。得意先の老人ホームで見かけた博美の母親と思しき人物の確認を博美に求めるために上京した。葛飾区にあるアパートの一室、越川睦夫の部屋で腐乱死体が発見された。滋賀県から東京へやって来て越川睦夫の部屋で殺されることになった。

 

越川睦夫: □□□□・・・新小岩の荒川河川敷で焼死体となって発見されたホームレス。

苗村誠三: 及川光博
・・・浅居博美や押谷道子の中学時代の担任教師。浅居博美とは恋人同士(不倫関係)だった。転校した博美に励ましの手紙を書こうと生徒に呼びかけるなど生徒に優しく熱心な教師だった。19年前から教師を辞め同時期に離婚、今は誰も彼に連絡を取れていない。

 


 


【トピックス】


●シリーズ10作目にして、加賀恭一郎の最後の謎が解き明かされる !!

○加賀の母・田島百合子の「卒業」「赤い指」で触れられていた失踪理由が明かされる。


○「新参者」・「麒麟の翼」において加賀が、配属先の管轄である日本橋に積極的に溶け込もうとしている理由、優秀な刑事でありながら所轄のままでいる理由が語られている。


●「天空の蜂」で奇しくも作者が予見した、
大震災発生後の深刻な原発作業員の労働環境問題を取り上げている。



●名作「砂の器」、「曾根崎心中」への敬意を込めたオマージュを髣髴(ほうふつ)とさせる。



 

 

■ あらすじ

 

予告動画

 

 

東京都葛飾区小菅のアパートで、ハウスクリーニングの会社で働く滋賀県在住の40代女性・押谷道子の腐乱遺体が発見された。

アパートの住人は越川睦夫と名乗る男性で、現在、越川は消息を絶っていた。


*


この事件の捜査に当たった刑事・松宮脩平ら警視庁本庁捜査一課は、2人の接点が全く見つからず、捜査は難航する。

殺害時期や現場が近い新小岩の荒川河川敷で発生した、ホームレス焼死事件との関連性を感じる一方、

道子の住む滋賀県彦根市での捜査で、道子が中学の同級生で演出家・浅居博美を訪ねて上京したことを突き止める。

しかも博美は松宮の従兄で所轄・日本橋警察署の刑事・加賀恭一郎の知り合いだった。

松宮から博美についての意見を求められ、初めは管轄違いということもあり捜査の助言を送る程度だった加賀。

 



アパートで見つかった日本橋を巡る12箇所の橋の名前を月毎に書き込んだカレンダーの存在が、

この事件を思わぬ形で加賀の中で燻(くすぶ)っていた失踪した母に関する謎と直結させることとなる。・・・。


*


夢見た舞台を実現させた女性演出家・博美。

悲劇なんかじゃない これが私の人生。

極限まで追いつめられた時、人は何を思うのか。

彼女を訪ねた幼馴染みの押谷道子が、数日後、遺体となって発見された。

数々の人生が絡み合う謎に、捜査は混迷を極めるが・・・。
 

 

 

 

■ 登場する主な都内の場所 (ページは単行本/文庫本の順)


杉並区荻窪のワンルームマンション(p16/p21)
葛飾区小菅のアパート(p33/p40)
葛飾区新小岩の荒川河川敷(p37/p45)
中央区日本橋浜町の明治座(p58/p70)
港区六本木の劇団事務所(p60/p72)
中央区日本橋人形町の甘酒横丁(p80/p95)
中央区日本橋X町の日本橋署(p81/p96)
中央区日本橋浜町の浜町公園・区立総合スポーツセンター(p83/p98)
中央区日本橋茅場町のビジネスホテル(p86/p102)
柳橋・浅草橋(以上は台東区)・左衛門橋・常盤橋・一石橋・西河岸橋・日本橋・江戸橋・鎧橋・茅場橋・湊橋・豊海橋(以上は中央区)(p104/p123)
北区王子の劇団稽古場(p135/p158)
神田川(日本橋川)、台東区柳橋の神田川浅草橋乗船場(p145/p169)
万世橋・聖橋・水道橋(以上千代田区)(p148/p174)
神田川(日本橋川)と隅田川の合流地点(中央区の豊海橋と江東区の永代橋)(p150/p175)
日本橋北詰の電飾灯麒麟像(中央区日本橋室町)、小名木川の扇橋閘門(江東区猿江)(p153/p178)
中央区銀座の洋菓子・喫茶店(p156/p182)
渋谷区代官山の洋風邸宅(p163/p191)
台東区浅草橋の銀杏岡八幡神社(p252/p293)
杉並区高円寺の松宮が住むマンション(p262/p304)
東急目黒線の目黒駅(品川区上大崎)・新丸子駅(川崎市中原区新丸子町)(p279/p323)
千代田区丸の内の東京駅(p289/p334)
台東区上野公園の上野動物園(p335/p387)
中央区日本橋馬喰町側の左衛門橋(p358/p414)
西多摩郡の奥多摩(p367/p425)

 

 

*

 

 

 


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