昨日8/3(木)の夕方16:50頃、中央区の「築地場外市場」で火災が起こり、「隣が燃えている!!」と隣家から#119通報があった。
出火したのは、殆どの店舗が店仕舞いをしてしまっていた時間帯。
トタン屋根が多いため8時間も延焼し続けた末、15時間後の今朝8/4(金)8時過ぎにようやく完全に鎮火した。
焼失したのは店舗7棟・面積935㎡ に及んだ。
不幸中の幸いでケガ人は無かった。
朝日新聞20170803
時事通信20170803
産経新聞20170803
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8/3(木)発生の「築地場外市場」
罹災(りさい)地域とその周辺
塩干魚・魚類加工品「江戸屋海産」(築地4-14-17)
包丁・砥石「有次」(築地4-13-6)
料理道具・厨房設備「世界屋」(築地4-9-1)
料理道具「大野屋商店」(築地4-9-1三階建て、1928年開店)←火元(老朽化による漏電か?)
海鮮丼「かんの」(築地4-9-5)
==新大橋通り「もんぜき通り」==
喫茶・軽食「CYA CYA」(築地4-9-16)
ラーメン「井上」(築地4-9-16)
青果・妻物「内野商店」(築地4-9-15)
食品包装用品「折松」(築地4-9-15)
佃煮・煮豆・惣菜「菊屋中村」(築地4-9-14)
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私は偶々、2日前の8/1(火)の昼頃、晴海地区を訪れ「客船ターミナル」「ふ頭公園」「東京五輪選手村建設予定地」などを見学した後、
この「築地場外市場」界隈を通り過ぎた。
平日ながらランチタイムとあって、外人観光客で溢(あふ)れ返っていた。
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「築地場外市場商店街」
リブログ
20150202撮影
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今正しく "豊洲市場" への移転問題を抱えたいわゆる"築地市場" の"場内"に隣接し、江戸時代からの歴史を持つ。
昭和に入って公設の「東京都中央卸売市場」が1935年に開場し、隣接地"場外" に鮮魚以外の食品を扱う店が集まり、更に市場では手に入らない食材や道具を扱う問屋街が形成されて行った。
1945年の「東京大空襲」では、この地域で場外市場だけは焼けなかったそうだ。
現在では、都営大江戸線・築地市場駅を降りて直ぐ、東京メトロ日比谷線・築地駅から200m程。
中央区築地4丁目と6丁目に跨(またが)る130m(新大橋通り) X 400m(晴海通り) = 52,000㎡ のスクエアに約500軒が犇(ひし)めく。
中には老朽化した家屋も多いため、再開発が待たれる。
外国人観光客にも超人気のエリア。
8/2(水)~5(土)は「第70回築地本願寺納涼盆踊り大会」の期間中。だが2日目の8/3(木)は急きょ中止となった。
この盆踊りは築地本願寺境内に設けた櫓(やぐら)で、ご当地「築地音頭」などを踊るもので、「中央区夜景八選」に選定されている。
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