今日は「こどもの日」。思い出、何かある？【ブログネタ】

 

 

■　5月5日は「こどもの日」


旧暦では5が重なる5月5日を「端午(たんご)の節句」と呼んで祝っていた。

古代中国の晋國(265～420年)の頃から、「端午」当日は薬草の蓬(ヨモギ、別名・モチグサ) で作った人形を飾り、薬草の菖蒲(ショウブ) を門に掛けて、邪気を追い払う風習が行われていた。


古代日本においては、女性は稲作の田植え前に穢(けが)れを祓(はら)い身を清める儀式を行う「五月忌」（さつきいみ）という風習があった。

 

これが中国から伝わった「端午」と結び付けられて、蓬や菖蒲を軒に吊るし菖蒲湯に入る風習として現代にまで残っている。


一方、鎌倉時代頃から、「菖蒲」が「尚武」を連想させることなどから、「端午」は男の子の節句とされ成長を祝い健康を祈るようになり、現代に至っている。


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新憲法下の戦後日本では、1948年7月に公布・施行された祝日法によって、こどもの人格を重んじ幸福を図るとともに、母に感謝する国民の祝日として制定された。


更に1954年12月の国連総会で全ての加盟国に対して「世界こどもの日」(英語：Universal Children's Day) を制定することを勧告し、具体的な日付けは各国政府の判断に委ねられた。そこで日本は、「こどもの日」の5月5日をそれに当て、1956年から実施された。


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■　お題「こどもの日の思い出、何かある？」


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我が家では、「端午の節句」(5月5日) をはさんだGWには毎年、五月人形(武者飾り)を飾っている。これは長男が生まれた翌年に妻の実家から贈られたもの。


また我が家では、「菖蒲の節句」(5月5日) 前後の夕方には菖蒲湯に入っている。 
私が生まれ育った農村地帯では、小中学生時代までは未だ共同浴場だった。汽水域に近い水郷の何処にも菖蒲が自生していて、根元が薄赤くてぶ太く香りの強い天然モノが湯船に浮かんでいた。