私の生誕年(笑)、1947年の今日、日本国憲法が施行されました。
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米国マッカーサーGHQから与えられた憲法だと批判や揶揄(やゆ)し、日本人の、日本人による、日本人のための自主憲法を!!と、憲法改正を求める勢力も多い。
しかし、司馬遼太郎の歴史観に見られるように、松下村塾に始まり長州軍閥へと変貌を遂げた、帝国陸軍がかけがえのない我が日本を、泥沼の東アジア侵略へと誘導し、国民を未曽有の死死死へと破滅させてしまった。
そのように許せない国民の犠牲の上に、他力本願とは雖も平和憲法を得ることができ、戦後70年の長きに亘って、戦争のない国土・日本列島において高度経済成長を遂げている。
ところが、昨年から今年に掛け、保守勢力のリーダー・安倍政権が改憲・軍事力増強の政策を次々と実行へと移して来たのだ。
それぞれのマニフェストには一理、なるほど!!という側面はあるにはある。
しかし、目には目を歯には歯を、暴力には暴力を以って臨むとしたら、世界の戦争当事地域と同様に再び戦火と戦禍に渦巻く時代を招くことになる。
大災害救命力・専守防衛力は当然に整備しつつ、世界に比類ない戦争放棄の平和主義憲法を持ったことを誇りに思い、国際法に基づく平和外交政策のリーダーとして行動する国家でなければならない。
何のためのG7なのか!? 美しい日本の一例、伊勢志摩の景色、和食・和文化ばっかり誇っていてはリーダーシップは発揮できない。
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私の座右の書の一冊に、「子どもとおとなの日本国憲法」(復刻版、2007/5/3武蔵野市発行)がある。
憲法前文は、繰り返し繰り返し読んでも何て!!清らかで潔い精神なのであろうか!!
私見としては、70年経過して改正をするとしたら、殺人罪の量刑を格段にアップすることだろう。