できる手品、ある?
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■ 12月3日は「奇術(マジック)の日」
奇術(手品)につきものの掛け声「ワン(1)ツー(2)スリー(3)」より、「(公益社団法人)日本奇術協会」(新宿区百人町1-20-3-402) が1990年に制定。
■ 日本の近代の奇術
明治時代に、ヨーロッパ巡業した松旭斎天一やその一門などを始めとした数多くの奇術師が「西洋奇術」を披露し、人気を博した。
初代・松旭斎天一(1853~1912年)は、1880年に天一一座を旗揚げ、大阪千日前で「切支丹バテレンのハリツケ」や大礼服姿で演じる水芸「陰陽水火の遣い分け」で評判をとる。1885年には、道頓堀の角座や東京浅草猿若町の「文楽亭」で興行する。「三剣バクス積入」などの大掛かりな奇術で大成功を収めた。天一はスライハンドよりも大仕掛けの奇術を得意とし、「十字架の磔(はりつけ)」「噴水自在の術」「大砲芸」などを見せた。また、「手妻」「法下」「手品」等の総称として「奇術」という用語を定着させた。
1930年代以降の日本では、趣味人の松田昇太郎(1903~1987年) が、松旭斎天一のサムタイ [両手の親指を観客に紙縒(こよ)などできつく縛ってもらい、柱や輪などからすり抜けてしまう] などのクロースアップ・マジック(少人数の観客に対してマジシャンが至近距離で演じる)を継承した。
現代の日本では、脱出マジックの初代引田天功(1934年7月3日~1979年12月31日)、二代目引田天功(別名プリンセス・テンコー)、
古典奇術を現代的手法・演出で蘇らせる能力が高いMr.マリック(1948年12月29日~)などが成功を収めている。
■ お題「できる手品、ある?」
中学・高校時代には何かしらやった淡い記憶があるが、今はやっていないので、
代わりに、簡単にできるコインマジックのやり方6選 を掲載したい。
■ イリュージョンに関する映像の記憶
原題: the Illusionist、製作年: 2006年、製作国: アメリカ・チェコ】
原作: スティーヴン・ミルハウザー「幻影師、アイゼンハイム」(短編集「バーナム博物館」(1990、白水Uブックス・刊)に所収)
監督・脚本: ニール・バーガー
出演: エドワード・ノートン: 幻影師アイゼンハイム
公開: 2002年、配給: 東宝
監督: 堤幸彦
脚本: 蒔田光治
出演:
仲間由紀恵: 奇術師・山田奈緒子
阿部寛: 日本科学技術大学物理学教授: 上田次郎
□ NHK「爆笑問題のニッポンの教養」#143「なるほど!ザ・錯覚ワールド」(2011-05-13)