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アガサ・クリスティ原作のNHK-BSPドラマ「そして誰もいなくなった」紹介

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アガサ・クリスティ原作の長編小説

 

「そして誰もいなくなった」

NHK-BSプレミアム 全3回ミニシリーズ・・・11/27(日)、12/4(日)、12/11(日)各21:00~21:56

 

原題「And Then There Were None」

英国BBC One製作・・・from 26 to 28 December 2015

 

 

 

 

 

 

■ 原作の日本語翻訳 

 


「Ten Little Niggers」(10人の小さな黒んぼ)・・・英国コリンズ社クライム・クラブ1939年刊行。

清水俊二・訳「死人島」・・・雑誌スタア1939年連載。

改題「And Then There Were None」(そして誰もいなくなった)・・・米国ドッド・ミード社レッド・バッジ・ミステリー1940年刊行。

清水俊二・訳「そして誰もいなくなった」・・・早川書房ハヤカワ・ポケット・ミステリ1955年刊行。

 

福田逸・訳「戯曲版 そして誰もいなくなった」・・・新水社1984年1月刊行。

 

青木久惠・訳「そして誰もいなくなった」・・・ハヤカワ文庫クリスティー文庫2010年11月刊行。

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■ キャスト

 


ヴェラ・クレイソーン Vera Claythorne : メイヴ・ダーモディ Maeve Dermody [ 声:佐古真弓 ]
・・・体育教師。礼儀正しく美しい女性。かつて少年シリルの家庭教師をしていた。職業紹介所を通じて「兵隊島」に邸宅を持つオーエン夫妻の秘書の職を得る。雇用主と面識はない。

 

フィリップ・ロンバード Philip Lombard : エイダン・ターナー Aidan Turner [ 声:浪川大輔 ]
・・・元傭兵。アフリカで兵士として活動していた。政治的な信念などはなく、思いのままに行動。常に銃を所持している。

 

アンソニー・マーストン Anthony Marston : ダグラス・ブース Douglas Booth [ 声:柿原徹也 ]
・・・パーティー好きの遊び人。車好き。自己中心的で他人のことを気にかけない。

 

ウィリアム・ブロア William Blore : バーン・ゴーマン Burn Gorman [ 声:横島亘 ]
・・・元巡査部長 Detective Sergeant。 デイヴィスという偽名を使い、缶詰業者を装っている。他の招待客を調べている。

 

ジョン・マッカーサー John MacArthur : サム・ニール Sam Neill [ 声:菅生隆之 ]
・・・元将軍 General 。礼儀正しく、立派な軍人だった。ある出来事に対して後悔の念を抱き続けている。

 

ロレンス・ウォーグレイヴ Lawrence Wargrave : チャールズ・ダンス Charles Dance [ 声:糸博 ]
・・・高名な元判事Judge 。正義感が強く、容赦なく死刑宣告をすることで知られていた。

 

エドワード・アームストロング Edward Armstrong : トビー・スティーヴンス Toby Stephens [ 声:郷田ほづみ ]
・・・女性の神経症の専門医 Doctor 。元外科医。ロンドンに診療所を構える裕福な医師。

 

エミリー・ブレント Emily Brent : ミランダ・リチャードソン Miranda Richardson [ 声:佐藤しのぶ ]
・・・信心深い年配の独身女性。貧困層の少女たちに慎みと分別を教える活動をしている。

 

トマス・ロジャーズ Thomas Rogers : ノア・テイラー Noah Taylor [ 声:佐々木睦 ]
・・・使用人。前の雇用主が亡くなった後、妻エセルと共に「兵隊島」のオーエン夫妻に雇われた。

 

エセル・ロジャーズ Ethel Rogers : アンナ・マックスウェル・マーティン Anna Maxwell Martin [ 声:土井美加 ]
・・・トマスの妻。夫と共に「兵隊島」の邸宅の使用人として雇われた。

 

 

 

 

■ あらすじ

 

 

□ 第1話 11/27(日)21:00~21:56

 

 

 

 

 

 

孤島の邸宅に閉じ込められた10人の男女が、童(わらべ)歌の通りに1人ずつ殺されて行く。
1939年、謎のオーエン夫妻から孤島の邸宅に招待された8人の男女を、使用人の夫婦が迎える。

 


全ての客間には「兵隊の歌」の歌詞が飾られていた。
「10人の兵隊が食事に行き、1人が喉(のど)を詰まらせ9人になった」で始まり、1人ずつ減って行く童(わらべ)歌だ。

マザーグースの「10人の兵隊さん」
10人の兵隊さん食事に出かけた、1人が喉を詰まらせて残りは9人の兵隊さん。
9人の兵隊さん夜更かしをした、1人がすっかり朝寝坊、残りは8人の兵隊さん。
8人の兵隊さんディーヴォンに遠足、1人がそこに置いてけぼり、残りは7人の兵隊さん。
7人の兵隊さん薪割りをしていた、1人が斧で真っ二つ、残りは6人の兵隊さん。
6人の兵隊さん蜂の巣をいたずら、1人が蜂に刺されて、残りは5人の兵隊さん。
5人の兵隊さん法律の勉強、1人が判事に出世して、残りは4人の兵隊さん。
4人の兵隊さん海にお出かけ、1人が燻製にニシンに飲み込まれ、残りは3人の兵隊さん。
3人の兵隊さん動物園を見学、1人が熊に抱きつかれて、残りは2人の兵隊さん。
2人の兵隊さん日向でおすわり、1人がお日様に焼かれて残りは1人の兵隊さん。
1人の兵隊さん最後に残った、自分でロープに首くくり・・・そして誰もいなくなった!

 


夕食後に突然、レコードが回り出し、屋敷にいる10人それぞれが過去に犯した殺人を糾弾する声が響き渡る。
直後に1人目の死者が出る。童歌の通りに…。

 

 

*

 

 

□ 第2話 12/4(日)21:00~21:56

 

 

 

 

童歌と同じように2人が殺され、残った8人は何者かが自分たちを殺そうとしていると気付く。そして、犯人ではないかと互いを疑う。

孤島の邸宅で2人が殺され、残された8人は、「兵隊の歌」の童歌に準(なぞら)えた連続殺人だと確信する。
犯人は彼らを殺すために島に誘(おび)き寄せたのだ。
8人は、正体不明の屋敷の主人「オーエン夫妻」がどこかに潜んでいるに違いないと、邸宅や島を隈(くま)なく探す。
しかし、8人以外は誰もいない。そして予想通り、その後も1人、また1人と…。

 

 

*

 

 

□ 第3話 12/11(日)21:00~21:56

 

 

 

 

孤島に集められた10人。童歌と同じ方法で、島に招かれた人々が殺されて行く。1人また1人と殺されて行く。
犯人は誰なのか?最後の1人は?

残ったのは教師のヴェラ、元兵士のロンバード、元判事のウォーグレイヴ、元刑事のブロア、医師のアームストロングの5人。
疑心暗鬼に陥った5人は、なるべく全員一緒に行動しようとするが、次の被害者が出てしまう。
残された4人の精神状態は限界に達する。

 

 

 


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