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NHK「ロスト北斎~幻の巨大絵に挑む男たち」、すみだ北斎美術館「開館記念展~北斎の帰還」

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11/24(木)午前11時に東京で積雪が観測された。

11月に東京で積雪が観測されるのは史上初。

 

 

出典: 毎日新聞1 雪が降る中で通勤通学する人たち=東京都八王子市で11月24日午前6時53分、宮武祐希撮影

出典: 朝日新聞1 羽田空港近くの河川では、水面が冷気に触れて霧が発生する「けあらし」と呼ばれる現象がみられた=11月24日午前8時6分、東京都大田区、堀英治撮影

出典: 朝日新聞2 雪の中、浅草寺の雷門の前で写真を撮る観光客ら=11月24日午前9時5分、東京都台東区、小玉重隆撮影

出典: 佐賀新聞1 都心で54年ぶり11月に初雪

出典: 讀賣新聞1 木々が色づく中、54年ぶりに都心で観測された11月の初雪=11月24日午前9時5分、東京都千代田区、青山謙太郎撮影

 

 

 

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NHK-G

ロスト北斎 The Lost Hokusai「幻の巨大絵に挑む男たち」

 

 11/23(水・祝)22:00~22:50

 

 


日本が世界に誇る天才浮世絵師・葛飾北斎

1760年10月31日?本所割下水で誕生 ~ 1849年5月10日、浅草聖天町の遍照院境内の仮宅で没・享年90。


最晩年に描いた「幻の傑作」を蘇らせる画期的なプロジェクトが進行中だ。
作品は幅3m近い極彩色の巨大絵だったが、関東大震災で焼失。
残されているのは明治時代に撮影された白黒写真のみ。
その画像を最先端技術を駆使して分析、さらに伝統的な修復技術も用いて復元する過程を徹底的に追った。
次第に明らかになる北斎芸術の秘密と江戸社会の驚くべき真実とは?

 


【語り】堤真一、菅生隆之

 

 

★ 「須佐之男命 厄神退治之図」(すさのおのみこと やくじんたいじのず)

 


北斎が最晩年(1845年86歳筆)に描いた幅3m近くある巨大な極彩色作品だったが、

1923年9月1日、関東大震災で焼失した。
残されているのは一枚の白黒写真。

 


最先端のデジタル技術と、伝統的な修復技術によって、華やかな色彩の絵を、原寸大で復元していくという画期的なプロジェクト。

 


復元を通じて明らかになる北斎の驚異的な技法。 
究極の高みを目指した絵師がこの絵に描こうとしたものとは? いまその謎が解き明かされる…

かつて、この北斎が最晩年の86歳で手がけた、巨大な作品が存在した。
幅3mもある大画面に、須佐之男命が十数名の疫病神を退治する様子が、きらびやかな色彩と、大胆な筆遣いで描かれたという肉筆の大群像画。
まさに北斎版の「ゲルニカ」とも言える大作だ。

江戸・向島の牛嶋神社(墨田区向島1-4-5)に奉納されたが、関東大震災で焼失。
その姿を知る手がかりは、明治末に写された、一枚のモノクロ写真だけだった。

 

 

今年2016年11月22日(火)に開館する「すみだ北斎美術館」(墨田区亀沢2-7-2)が、その写真を元に“幻の巨大絵”を原寸大で復元するプロジェクトを始動。
写真の明暗差の解析から、当初の色を導き出すなど、最新技術を駆使。
単なる色の再現にとどまらず、北斎独特の筆遣いを絵画修復の専門家が分析。
さらに北斎の膨大な作品を研究してきた美術史家も加わって「失われた大作」の復元に挑む。
まさにデジタル時代だからこそ可能な壮大な試みだ。

 

 

 


 
番組は、幾多の障害に直面しながら、北斎芸術の復元にかける男たちを徹底ドキュメント、北斎の人物像に迫る。
なぜ北斎はこの巨大絵を描いたのか?
そこには、死や病を恐れる江戸の人たちを筆絵で救おうとする絵師の姿が浮かび上がり、実写とアニメーションを融合した新たな演出で、江戸社会の実像をも解き明かす。

 

 

【関連資料】

 
凸版印刷ニュースリリース「北斎幻の大絵馬を推定復元」(2016年11月17日)

 

 

 

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「すみだ北斎美術館」

開館記念展「北斎の帰還-幻の絵巻と名品コレクション-」

 

 

 

 

本展のタイトルには、二つの「帰還」の意味が込められている。
一つ目は、約100年余りも行方知れずとなっていた幻の絵巻「隅田川両岸景色図巻」が、
2015年に再発見され、海外から日本へ里帰りしたこと。
二つ目は、世界に散逸した北斎の名品が、生誕の地すみだに再び集められ、それが北斎専門の美術館で展示される、つまり北斎が名品とともにすみだに帰って来たこと。

 

これら二つの意味での「北斎の帰還」を祝い----
序章「北斎のイメージ」
1章「北斎の描いたすみだ」
2章「幻の絵巻-隅田川両岸景色図巻-」
3章「名品ハイライト」
以上の4つの構成で、前後期合わせて約120点の名品を選りすぐり展示。
北斎の生まれ故郷に誕生した新しい美術館の建築や展示空間で、北斎の名品の数々をご堪能いただき、その芸術世界をお楽しみいただければ幸い。

 

 

会場:

 

墨田区立すみだ北斎美術館(墨田区亀沢2-7-2)

 

 

都営地下鉄大江戸線「両国駅」A3出口より徒歩5分

JR総武線「両国駅」東口より徒歩9分

 

 

会期:


2016年11月22日(火)~2017年1月15日(日) 開催日数43日間
前期:11月22日(火)~12月18日(日)
後期:12月20日(火)~1月15日(日)

※作品保護のため前後期で一部展示替えを行います。また、各期においても途中で一部展示替えを行う。

 

休館日
毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は翌平日)、年末年始
11月28日(月)、12月5日(月)、12月12日(月)、12月19日(月)、12月26日(月)~1月1日(日・祝)、1月10日(火)

 

 

★ 『北斎の帰還』展の見どころ

 

 

☆ 「須佐之男命厄神退治之図」を一般公開 !!

 

前出。

 

 

☆ 幻の絵巻「隅田川両岸景色図巻」を全巻一挙に初公開!!

 

 

海外に流失しており今日まで100年余まったく行方の知られていなかったものの、2015年に、墨田区が取得し、海外から里帰りした長さ約7メートルの幻の絵巻「隅田川両岸景色図巻」を全巻一挙に初公開。


本作は、かつて北斎壮年期の傑作のひとつと言われ、両国橋から山谷堀あたりまでの隅田川両岸の景色が洋風の陰影法を交えた表現で、新吉原での遊興の様子が細緻な筆遣いで描かれており、たいへん見応えのある優品。

 

 

☆ 北斎の代表作品・墨田区所蔵の名品の数々を大公開!!

 

 

墨田区所蔵の数々の名品・優品のなかから、北斎の肉筆画、錦絵、摺物、版本等約120点を一堂に展示し、北斎の帰還を祝福。


「富嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」「山下白雨」「凱風快晴」をはじめ、北斎の代表作といえる作品の数々を間近に見ることができる貴重な機会。

 

 


 【関連資料】

 

 


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