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9月1日は「二百十日」、台風11号の進路予想、世界各地の暴風雨。

東から西に広がる嵐の雲

20220901--17:29 (日没は40分後)
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台風11号の予想進路
20220901--15:00
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ウェザーマップ
20220901--15:00
台風11号は熱帯低気圧を吸収し、一気に雲が巨大化

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■ 9月1日は「二百十日(にひゃくとうか)」


「雑節」の一つで、二十四節気の「立春」(2月4日頃) を起算日として210日目に当たる。
「二百十日」の頃は、稲の開花期に当たる上に台風の襲来する季節とも一致する。そのため昔から農家では、220日目の雑節「二百二十日(にひゃくはつか)」とともに災難が起こる厄日(やくび)として警戒される。だが、古来から暦の上では、「二百十日」「二百二十日」は台風が襲来することの多い「特異日」とされて来たが、統計的に必ずしも台風の多い日、風の強い日ではない。


*



■ 世界各地の嵐 (暴風雨)


□ 日本「台風(颱風、たいふう)」・・・英語「Typhoon」、語源は台湾や中国福建省で激しい風のことを「大風(タイフーン、taifung )」といい、その後、西洋に伝わりギリシア神話に登場する怪物テュポン(τυφων, Typhon) の影響でギリシャ「typhoon」と書かれるようになり、東洋に逆輸入され「颱風」となったことに由来する。

北西太平洋/南シナ海に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が17.2 m/s [34ノット(kt)]、風力8、119km/h 以上にまで発達したものを指す。
上空から地球に向かって見下ろすと、反時計回りの積乱雲の渦 (強風域が半径800km以上) から成る。



□ インド「サイクロン」・・・英語「Cyclone」、語源はギリシャ語の「Cycle (円/輪)」に由来する。

北インド洋に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が32.7 m/s [64ノット(kt)]、風力12 以上 [台風の基準と同じものを指すことも多い] にまで発達したものを指す。



□ 北アメリカ「ハリケーン」・・・英語「Hurricane」、語源はマヤ神話の創造神の一柱 (風/嵐/火などを司る創造神) である「Huracan (フラカン)」に由来する。

北大西洋(カリブ海/メキシコ湾)、北太平洋(180度経線以東)、南太平洋 に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が33 m/s [64ノット(kt)]、119km/h 以上にまで発達したものを指す。

尚、大西洋南部ではハリケーンは発生しないとされていたが、2004年にブラジル沖でハリケーンらしきものが発生し、地元ブラジルのマスコミが上陸地の名前をとって「カタリーナ(Catarina)」と呼び、この名前が一般的に使われるようになった。


*

 

 

 「風」の語源


□ 中国語  

「风 Fēng ファン」

 
□ 日本語

音読み: 

            漢音「フウ fuu」
      呉音「フ fu」

訓読み: 

            「かざ kaza」・・・「かさ(彼さ)」「こそ(此そ)」という擬音に由来するのではないか??と推測する(私見)。
     「かぜ  kaze」
     「ふり furi」・・・なりふり/しぐさ


 


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