■ 8月18日は「米の日」(「米食の日」)
米という漢字を分解すると「八(8)十(1)八(8)」となること、米は収穫するまでに88の作業を要することなどから、岩手県農政部農産物流通課 (盛岡市内丸10-1) が1998年に制定した。
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□ 「米」の語源
稲穂
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▽ 中国語
語源となる「禾」「米」ともに象形文字。
稲穂が実っている全体の姿を「禾」(か/ka、のぎ/nogi、いね/ine) と象(かたど)って表現した。
稲穂そのものが実り四方に広がっている姿を「米」(こめ/kome) と象って表現した。
収穫前の実を「稻 / dào / ダウ(呉音)」「稻子 / dàozi / ダオズ(漢音)」と呼ぶ。
調理前の実を「大米 / dà mǐ/ ダーミー」と呼ぶ。
調理後の実を「米饭 / mǐ fàn / ミーファン」「白饭 / bái fàn / バイファン」と呼ぶ。
▽ 日本語
収穫前の実を「稲」[とう/tou(漢音)、どう/dou(呉音)、だお/dao(呉音)、だう/dau(呉音)、いね/ine(訓)、いな/ina(訓)] と呼ぶ。
収穫後/調理前の実を「米」[べい/bei(漢音)、まい/mai(呉音)、こめ/kome(訓)、よね/yone(訓)] と呼ぶ。
調理後の実を「飯」[はん/han(漢音)、ぼん/bon(呉音)、いい/ii(訓)、めし/meshi(訓)] と呼ぶ。
▽ 英語
全て同一の語「rice/ライス」と呼ぶ。
ギリシャ語「oruza/オルザ」
ラテン語/学名「oryza/オリザ」
ローマ語「riso/リーゾ」(「risotto/リゾット」の語源)
古フランス語「ris/リス」⇒「ri(z)/リ」
古英語「rys」⇒「ryce」⇒「rice/ライス」
ドイツ語「Reis/ライス」
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□ お題 「普通米と無洗米どっちが好き？}
我が家の御飯(米食)の銘柄は、「ゆめぴりか」(北海道上川農業試験場の原産) が多い。
妻は便利な「無洗米」を使っている。
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□ 稲作農業の思い出
生まれ育った所が加賀平野の広大な早場米生産地だったので、幼い頃から「稲」と「米」に親しむ生活だった。
我が家自体は専業農家ではなく、マイノリティーの勤め人(サラリーマン)家庭だったものの、親類・縁者は全て専業農家だったので、何かと米の収穫には関わったものである。
しかも小学校は米の研修田を持ち、我々生徒は稲作農業(田植え～脱穀)を身体で学んだ。
今や遠い昔(60～70年前)の思い出となってしまったが、生きとし生ける物の数々が甦って来る。
レンゲソウ、タニシ・ヒル、アメンボ・タガメ・ゲンゴロウ、ドジョウ・メダカ・フナ、ミミズ・オタマジャクシ/カエル、イナゴ・バッタ・カマキリ、スズメ、ダイズ(エダマメ)、･････
休耕田の雑草防止策となった蓮華草(れんげそう)
畦道(あぜみち)の補強策となった大豆(枝豆)
