■ 2月14日は「(聖)バレンタインデー」(英語「St. Valentine's Day」)
ローマ帝国皇帝・クラウディウス2世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、兵士たちの自由な婚姻を禁止した。
269年2月14日、それに反対したバレンタイン(ウァレンティヌス)司教が、兵士たちを憐れみ内緒で結婚式を行っていたが、やがてその噂が耳に入って怒った皇帝は二度とそのような行為をしないよう命令した。しかし、バレンタインは毅然として皇帝の命令に屈しなかったため、最終的に彼は処刑された。
それから、この日がバレンタイン司教の記念日としてキリスト教の行事に加えられ、恋人たちの愛の誓いの日になった。
ヨーロッパでは、この日を「愛の日」として花・ケーキ・カード等を贈る風習がある。
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□ 「日本型バレンタインデー」
女性が男性にチョコレートを贈る習慣は日本独自のもの。
1958年2月12~14日、「メリーチョコレートカムパニー」(大田区大森西7-1-14) が行った「伊勢丹新宿店」でのチョコレートセールが最初である。
1970年代後半になると、女性が男性に対して、親愛の情を込めてチョコレートを贈与するという「日本型バレンタインデー」の様式が定着して行った。
1980年代~1990年代前半にはバブル経済と相俟って、バレンタインデーの2月14日に、女性が恋愛感情を伴わない男性に対しても日頃の感謝の気持ちを込めて、またはホワイトデーの返礼を期待して、贈答する「義理チョコ」の習慣が爆発し、チョコレートの年間消費量の1/4がこの日に消費されると言われる程の国民的行事となって行った。
しかし、経済バブルが完全に弾けると1990年代後半以降には、セクハラ・パワハラに近い感情を持つ人も出て来て、「義理チョコ」は衰退の一途を辿っている。
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□ お題「あなたのバレンタインエピソード教えて!」
バブル期(特に1980年代後半) の「義理チョコ」が氾濫していた思い出ばかりが浮かんで来る。
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昨日2/14(月)の午後は薄曇りへと好転したので、1/18(火)以来、1カ月弱振りに荒川。区役所公園~荒川自然公園を訪れ、春の気配を撮影した。
帰りは、明治通り ⇒ 昭和通り ⇒ 合羽橋本通り。
□ 「区立日暮里公園」 (荒川区東日暮里3-11-10)
紅梅が開花中。 右奥に「区立夕やけこやけ保育園」(東日暮里3-11-19)
■ 「区立荒川公園」(通称「荒川区役所公園」、荒川区荒川2-2-3)
区役所の正面玄関前に広がり、春はお花見、夏はせせらぎ、秋は紅葉鑑賞---と四季折々の顔を見せてくれる。中央の噴水の周りは憩いの場所、遊具のある児童遊園、「実のなる木」広場などもある。総面積1.5ha。1968年に開園。
□ 日本庭園/池
東京都下水道局「三河島水再生センター」の上下水処理場の上の人工地盤に造られ、新宿区の落合中央公園に次いで都内で2番目の規模。総面積6.1ha。1974年に中央部分が開園、1979年に南側が開園。82年に「新東京百景」に選定。1996年に北側へと拡充。西・都電荒川線、北・京成本線、東・隅田川、南側 (荒川1)・・・に囲まれた広大な区域。自然観察やウォーキングの場としても楽しめる。
□ 白鳥の池
せせらぎ
□ 児童遊園コーナー/わいわいプール/池
淡紅梅