■ 3月7日は「サウナの日」
「サ(3)ウナ(7)」と読む語呂合わせから、「公益社団法人日本サウナ・スパ協会」が制定した。サウナは気持ち良く発汗して交感神経や副交感神経などに作用することで精神の安定に効果があるので、疲れている人々にサウナで健康な生活を送ってもらうことが目的。
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□「サウナ」「サウナ風呂」のルーツ
「サウナ」(sauna) の発祥はフィンランドとされ、フィンランド式の「蒸し風呂」は1000年以上の歴史があるとされている。フィンランドの各家庭には大抵の場合サウナがあり、客を食事に招くと同時にサウナへも招待する。サウナによって健康を保ち、新しい家を建てる時にはサウナを中心に設計する。通常、室内は80度以上となる。サウナを使用後、夏には、全裸のまま湖に飛び込ぶ全裸水泳(スキニー・ディップ)を、冬には、全面凍った海に開けられた穴に全裸で飛び込み泳ぐアイススイミングを行うことが楽しまれている。
「蒸し風呂」文化は遅かれ早かれ古来から世界各地にあった。
古代ローマ帝国:紀元前後(2000年前)から「ラコニクム」(laconicum、高温発汗室)、「カルダリウム」(caldarium、高温浴室)、「テピダリウム」(tepidarium、微温浴室)、「フリギダリウム」(frigidarium、冷浴室)。
オスマン帝国などイスラム教圏:「ハマーム」(hammām)7世紀頃から。
キエフ大公国(ロシア):「バーニャ」(Banya)10世紀頃から。
アステカ帝国(メキシコ):「テメスカル」15世紀後半頃に石造りの釜風呂形。
朝鮮王朝:「汗蒸」(ハンジュン)15世紀から石積みの「幕」というドーム形の部屋。
中世日本:「石風呂」瀬戸内の洞窟・・・広島県竹原市「岩乃屋」で継承されていたが閉館。京都八瀬かまぶろ温泉(左京区八瀬近衛町239)に「釜風呂」というドーム形の部屋で継承されている。
戦後の1951年、日本初のサウナ施設「東京温泉」が銀座6丁目にオープンした(が、バブル経営で行き詰まり2004年に倒産している)。
一方、1964年の東京オリンピック後にはサウナが普及して行った。
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□ お題「サウナ好き?嫌い?」
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残業したり新橋・銀座界隈で梯子(ハシゴ)酒をしたりしたため最終電車に間に合わず、新橋・神田・浅草などのサウナやカブセルホテルに外泊することがあった。
浅草のマンションに移り住んでから(2007年~)はサウナを利用しなくなったことから、私はサウナ自体が好きなのではなく、外泊時の簡易宿泊所(安宿)として選んでいたに過ぎなかった。
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■ 3月7日は「消防記念日」
1948年3月7日、「消防組織法」が施行され、「警視庁」から「東京消防本部」が分離独立して誕生し、5月1日には「東京消防庁」と改称した。
明治維新以来、消防は警察の所管とされていたが、これにより条例に従って市町村長が消防を管理する「自治体消防制度」となり、各市町村に消防本部・消防署・消防団の全部または一部を設置することが義務付けられた。
これを記念し、1950年2月9日、「国家消防庁」(現「総務省 消防庁」)が3月7日を「消防記念日」に制定した。
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今日3/7(日)は終日曇っていたのだが、気温は乱高下して、昨日の汗が滲(にじ)む春日和から一転し冷えた冬に舞い戻った。
午前中、上野山の上野桜木~池之端方面を散策した。
合羽橋本通り⇒入谷口通り⇒JR両大師橋⇒「上野公園」
⇒神田白山線(藝大通り)⇒動物園通り⇒浅草通り。
サイクリング6.7km & ウォーキング1,400歩と僅(わず)か。
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□「両大師橋」(台東区上野公園14/7 ~ 下谷1/上野7)
■「寛永寺 開山堂」(通称「両大師」、上野公園14-5)
1644年に創建。元は前年に亡くなった「寛永寺」の開山・慈眼大師天海大僧正(1536~1643年)を祀る「開山堂」として1644年に創建。後に「寛永寺 本坊」内の「慈恵堂」から慈恵大師良源大僧正(912~985年)像を移し、慈恵・慈眼の両大師を祀ったため、「両大師」と呼ばれるようになった。東京で唯一の"門跡寺院 厄除け大師" 。1993年に再建。
縁日は毎月3日。
門、奥に本殿

クロワビスケ

ユスラウメ

□「天台宗東叡山 林光院」(上野公園15-9)
寛永寺の子院(三十六坊)のひとつ
寛永初期(1624年~)に草庵・林広院⇒忍城主・松平下総守忠弘の宿坊⇒六代将軍・徳川家宣公のご生母・長昌院殿霊廟の別当寺として林光院に改称。
ハクモクレン

□「区立忍岡中学校」(台東区上野公園18-20)
濃紅梅

緑萼白梅

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□「竹の台広場 噴水池」 (通称「大噴水」。上野公園6)
カンヒザクラ

背景は、「東京国立博物館」(上野公園13-9)

豊後系白梅

□「東京都美術館」 (上野公園8−36)

□「京成電鉄 旧博物館動物園駅舎」(上野公園13-23)

□「国立大学法人 東京藝術大学」(上野公園12-8)
藝大に続く小径、ここにもカンヒザクラ

□「東叡山寛永寺 護國院」(通称「護國院大黒天」、上野公園10-18)
オカメツバキ
白色

桃色

深紅色

クロワビスケ

□ 賃貸マンション「秋桜館」(台東区上野桜木1-7-1)

オカメザクラ


□ 台東区池之端方面
桃色

ボケ

早咲きツツジ

■「五條天神社」 (別名「下谷天満宮」、上野公園4-17)
伝・景行天皇朝110年に創建。学問神と医薬祖神。室町中期(1486年頃)に上野山に鎮座 ⇒ 1641年に「天神様」を合祀し「下谷天満宮」と呼ばれ「歌の道の祖神」として信仰 ⇒ 天神山上(現・上野公園内摺鉢山上) ⇒ 寛永寺黒門(旧本坊表門)脇 ⇒ 1697年に瀬川屋敷(現・アメヤ横丁)へ遷座 ⇒ 1928年に創祀の地に近い現在地に遷座。
オオカンザクラ

メジロ

ヒュウガミズキ