8/1(月)。
今朝、我が家の "一番朝顔" が開花した。
5/24(火)に一斉発芽したから、優(ゆう)に2カ月と1週間を要している。
8月1日は、古くは「八朔」(はっさく、八月朔日=一日)と言って稲の初穂を祝う「田の実の節句」。
妻が買い物に出かけている間に、エアコンを入れスヤスヤし始めていると、
何か洗濯物を取り入れる騒(ざわ)めき。「頼りにならなーい!!」と。
俄雨(にわかあめ、レイン・シャワー)なのだ。
都知事選は呆気(あっけ)なく、ジャンヌ・ダルクが圧勝した。
こちらも "男はん" が当てにならないとの結果だろう。
8月は、いよいよ熱闘甲子園があり、リオ五輪がある。
◇
良いテレビ番組が2つあった。
■ 「猫のしっぽカエルの手2016夏」Vol.99「北の自然に生きる」
NHK-E 初回放送 7/24(日)18:00~18:30, 再放送 7/30(土)22:00~22:50の中で
ハーブ研究家のベニシア・スタンリー・スミスさん。京都・大原の築100年にもなる古民家でおよそ200種類のハーブを育て、手作り暮らしをする。
イギリスから来日して45年、大原で20年目の夏を迎えた。
今回は大原を飛び出して、ベニシアさんの憧れの地・北海道を旅し、北海道の大自然に生きる人々とベニシアさんの交流を描く。
□ 紋別郡滝上町を訪ね、60年以上かけてたった一人で山を切り開き、夢の庭作りに取り組み続けて来た園芸家・高橋武市(ぶいち)さんと出会う。
高橋武市さん。
昭和16年、北海道紋別郡滝上町の開拓農家に生まれる。
中学校を卒業するとともに、花作りと庭作りで生きていく決意を固め、以来60年以上もの間、たった一人で夢の庭を作り続けている。
広大な花園「陽殖園」(滝上町あけぼの町)。
山一つをまるごと庭にしてしまった武市さんの庭は「ワイルドガーデン」とも呼ばれ、春から秋にかけては一般公開される。
約7.5haもの広大な土地に800種類以上の花々が育てられている。
農薬に頼らず、自然の力で咲き誇る色とりどりの花々。スケール感溢れる圧倒的な美しさ。
ルピナス、アナベル、エゾクガイソウ、モナルダ、ヒメヒマワリ、・・・。
□ 釧路・阿寒湖へ。自然を敬い、その恩恵を慈しみながら暮らすアイヌの人たちの文化を訪ねる。
山の恵みをたっぷり使った伝統料理、自然をモチーフにしたものも多いという伝統的なアイヌ文様。
ベニシアさんはアイヌの伝統文化に込められた思いを知る。
■ 「岩合光昭の世界ネコ歩き」「津軽の四季 りんご農園のネコ家族」
NHK-BSプレミアム 再放送 8/1(月)22:15~23:00, 初回放送2015年4~5月
岩合光昭さんが青森県津軽のりんご農園で出会ったネコの家族を1年に亘って撮影した記録。
岩合さんは既に "世界のネコ博士" の域である。
満開の桜の下で遊ぶネコたち。
□ 春夏編
リンゴ園では一匹の母ネコ・子トラが春5月に初めての出産。
オスのキジトラ1、メスのキジトラ3・シロ1。
子ネコたちはどう成長?
田んぼで遊ぶのが大好きなオスのリッキー。
岩木山を背に遊び、夏には驚くほど大きくなって行く。
夏の花火を堪能する。
□ 秋冬編
リンゴがたわわに実る畑で戯れるリッキーやハナたち。
紅葉を歩く。
稲刈り後の田んぼを走る。
弱かったシロが死ぬ。
子トラがこの年2度目の出産。キジトラとクロの2匹。
冬の津軽は白一色。
雪掻(か)きをしながら進むネコ。かまくらの中で暖をとる。
リンゴ園の子ネコは冬を越えられるか?
そして、厳しい冬を越し再び迎えた雪融(ど)けの津軽。
そこには逞(たくま)しく成長したネコたちの姿があった。