あなたにとってAmebaとは?
ブログを始めたのは、2006年秋。もう丸14年になった。
小学校で学習を始めた子どもが、成人したような歳月である。
サラリーマン現役16年目の1987年冬季ボーナスで、遂に買ったマイワープロ。
休日の深夜を利用し、「私の履歴書」的に思い出を綴ったり、
映画・テレビドラマ・小説などの感想をメモったりした。
その他方で、俳句を詠み始めてコツコツと書き貯めていたり。
でも5,6年後には、ワープロ文書に取って代わって
パソコンや携帯iモードのインターネット時代が到来したこと、
仕事の忙しさに埋没して著作の機会が減っていた。
2001年の再就職を経て、そろそろリタイアして
人生の黄昏をどのように設計しようかと考え始めるようになった。
3年経った2004年は"ブログ元年"と呼ばれるほどブログサービスが出揃った年。
プロバイダーやポータルなどが挙(こぞ)ってブログサービスを立ち上げていた。
翌年の2005年頃、電子掲示板への"しりとり五七五"や"しりとり川柳"の投稿を契機として、
ブログの存在を意識するようになり興味を持って開始した。
過去のワープロ文書を移植(マイグレート)する一方、
元々が文章を書くことが好きなことから、ブログにハマるようになった。
その後は、ブログ投稿の本格化によって俳句への熱意を失った形となり、
自己表現(創作)活動としてブログが取って代わった。
2009年、遂にサラリーマン生活をリタイア。都内各所を散歩しながら記録することが増え、
ウェブサイトもOCN⇒Yahoo!⇒Amebloと移行し本格化して今に至っている。
私にとってブログとは、自分の随想の軌跡(エッセイ作品)であり、
毎日のように投稿しているから日記(ダイアリー)でもありアルバム代わりにもなる。
ブログは、自己顕示欲を満たすものでありながら
プライバシーに留意するという矛盾したところが堪らない魅力とも言える。
Amebloにお世話になった2012年から今年で8年。
自らの操作ミスからブログ文が消えてしまい更新できないなどといったアクシデントを経験。
アメーバピグでアバターのチャットやゲームに熱中したこともあった。
近年、都内の公園・庭園・市街地を散策しながら、
草花や木々、虫や猫などを記録して来て、
深夜、自宅のPCでブログを書き込む日々が多くなった。
2017年秋には子供たちから新しいデジカメを"古希プレゼント"され、
ますます意気軒高な私で来た。
大不況のステイホームの中、
ブログ画面が "あざといグラビア" で煩わしく思うこともあるが、
withコロナを凌いで楽しくて枯れた余生を送りたい。