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7月25日は「かき氷の日」、私が好きな「かき氷」、これまでの撮影アルバム

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■ 7月25日は「かき氷の日」

7(な)2(ツー)5(ご)で、かき氷のかつての名前「なつごおり」(夏氷)の語呂合せと、この日に日本最高気温が記録されたことから、「(社)日本かき氷協会」※ が制定。

※「(社)日本かき氷協会」(世田谷区若林4-24-13)・・・日本の伝統ある食文化「かき氷」の素晴らしさを守るため、氷業界・かき氷飲食店舗など関連業種との繋(つな)がりを深め、全国・海外へかき氷の素晴らしさを広げることで、業界全体の更なる発展を目指す。

1933年7月25日、山形市で40.8℃を観測し、長らく日本の最高記温記録となっていた。2007年8月16日に熊谷市と多治見市で40.9℃を観測し74年ぶりに記録更新された。その後は地球温暖化の影響により、毎年のように記録更新中。

▽ 日本最高気温ランキング(2020年7月24日現在)

① 2018年07月23日、埼玉県熊谷市で41.1℃
② 2018年08月08日、岐阜県美濃市で41.0℃
② 2018年08月06日、岐阜県金山町で41.0℃
② 2013年08月12日、高知県四万十市で41.0℃
⑤ 2007年08月16日、岐阜県多治見市で40.9℃ 


*


□「かき氷」とは?


氷を鉋(かんな)や氷削機(ひょうさくき)で細かく削ったり砕いたりして、シロップ(甘露水)、茹小豆(ゆであずき)・餡(あん)、練乳(れんにゅう、コンデンスミルク)などを掛ける氷菓。

日本では、和風の甘味喫茶店では「かき氷」と呼び、洋風のパーラー喫茶店、和洋折衷の喫茶店では「フラッペ」と呼ぶことも多い。
「フラッペ」・・・フランス語Frappé。「グラッタケッカ」・・・イタリア語Grattachecca。

夏の風物詩として、「かき氷」「夏氷」は俳句や短歌の季語の1つ。


▽「かき氷」の歴史

東京方言の「ぶっ欠き氷(ぶっかきごおり)」に由来。

元は、平安時代の「削り氷」。平安時代(996年頃に初稿)に清少納言の「枕草子」 第四十二段「あて(上品)なるもの」に記述された。「削り氷(けつりひ)にあまづら(甘蔓)入れて、新しき金鋺(かなまり)に入れたる」・・・金属製のお椀(わん)に、小刀で削った氷を盛って、甘茶蔓(あまちゃづる)の汁を掛けて食べる。

1869年6月、横浜市馬車道通り常盤町5丁目(現在の中区常磐町4-47付近)で、元旗本の町田房造が初めての「氷水」店を開店した。「あいすくりん」(アイスクリーム)発祥の店でもある。
「太陽の母子像」碑が建てられている。出典 http://matome.haletto.jp/ 


1882年(3度目の来日時)、米国の博物学者エドワード・S・モースが、かき氷を食べたことを記している。
1887年、回転鋸(のこぎり)の原理を応用した氷削機が、氷商の村上半三郎によって発明された。

昭和初期~戦前には、氷削機が普及。砂糖を掛けた「雪」、砂糖蜜を掛けた「霙(みぞれ)」、餡を乗せた「金時」が普通のメニュー。
戦後は、苺(いちご)やレモン風味のシロップを掛けて販売されるようになった。"波に千鳥"文様の幟旗(のぼりばた)、いわゆる「氷旗」の考案者は不明。


*

 

□ お題 「おすすめのかき氷屋さん、教えて!」
 

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▽ 私が好きな「かき氷」

現代では、赤色の苺、緑色のメロン、黄色のレモンの三色を定番として、青色のハワイアンブルー、乳白色のミルク、無着色のシロップを掛けたスイ(みぞれ)、抹茶シロップを掛け茹小豆や餡をトッピングした宇治金時など、多様化している。

私は、苺味、ミルク味、そして宇治金時を食べる場合が多いかな。

実は、2011年12月に京都旅行し、宇治川のせせらぎを眺めながら有名な「中村藤吉宇治本店」(京都府宇治市宇治壱番10)で食べた。
その時に詠んだ俳句「宇治川や スウィーツ含んで 清(すが)さかな」  doranyanko
「中村藤吉」宇治茶スウィーツ

 

 

□ 「かき氷屋さん」の風景

 

これまでの撮影アルバムから抜粋

 

谷中銀座「ちょんまげいも たまる」20190703

 

向島百花園 売店とヘビウリ棚20190917

 

上野公園  売店20200628

 

 

 

 


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