5月1日(金)は---
■ 雑節の「八十八夜」。
太陽暦(グレゴリオ暦) では二十四節気の「立春」(第1日目)から88日目。遅霜の被害が発生する可能性がある時期。この日に摘んだ茶は上等なものとされ飲むと長生きするとの言い伝えがある。
□「上弦の月」月齢8 (月没00:54)
真西の空
20200501--22:54 (月没のジャスト2H前)
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■ ブログネタ 「半袖いつから着る?」
よくぞ訊(き)いてくれました。実は一昨日4/30(木)の午後は、今年初の半袖(肌着)にしました。
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■ 5月1日は「スズランの日」
フランスでは5月1日、普段からお世話になっている人にスズランの花を贈る習慣があり、贈られた人には幸福が訪れると言われていることに因んで制定された。フランス語ではスズランを「ミュゲ(muguet)」ということから、「ミュゲの日」とも言われる。
フランスでは、森の守護神セント・レオナードが巨大な毒蛇に襲われ、激しい戦いの後に退治したが自身も深手を負ってしまい、その時にスズランの花が一斉に咲いて彼の傷と心を癒(いや)してくれたことにより、スズランを贈られた人には幸福が訪れると言う伝説がある。
広くヨーロッパでは「聖母マリアの涙」と喩(たと)えられて大切にされ、花嫁に贈る風習がある。フィンランドでは国花。
□ スズランの概要説明
分類は、ユリ科 Liliaceae から独立し、キジカクシ科 Asparagaceae スズラン亜科 Nolinoideae スズラン属 Convallaria スズラン種 Convallaria.majalis (C.majalis) の多年草。
学名: Convallaria majalis・・・ラテン語の Convallis(谷)+ leirion(百合)が語源。
フランス語: Muguet(5月1日の花)、英語: Lily of the valley(谷間の百合)、中国語: 铃兰(別名・君影草)。
日本原産種は、学名がConvallaria majalis var. keiskei (C. m. var. keiskei)。和名は鈴のように咲くので鈴蘭または日本鈴蘭 (別名・君影草)・・・本州より以北の東北・北海道の高地に多く自生する。花の茎が葉より短く花が鑑賞しにくい。
ヨーロッパ原産種は、学名がConvallaria majalis var. majalis (C. m. var. majalis)。和名は独逸鈴蘭(ドイツスズラン)・・・大型で花の香りが強く、花色は白・桃・紅など。香りを再現した香水ではクリスチャン・ディオールの「ディオリッシモ Diorissimo」が代表的。花の茎と葉の長さがほぼ同じく花が鑑賞しやすい。
ドイツスズラン
葛飾区・堀切菖蒲園20200430
花言葉は、「幸福が帰る」「幸福の再来」、「意識しない美しさ」「純粋」「純潔」「繊細」など。
愛らしい姿をしているが、花や根に有毒物質(コンバラトキシン・コンバラマリン)が多く含まれ、摂取した場合には嘔吐・頭痛・眩暈(めまい)、血圧低下・心不全・心臓麻痺などの症状を起こし、重症の場合は死に至ることもある。
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□ お題 「あなたが好きな花は?」
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