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今日は「虹の日」。7色全部言える?【ブログネタ】

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虹、7色全部言える?

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雨季(梅雨)の雨上がりの空には、大きな虹が出ることが多いことから、

7(なな)1(い)6(ろ)の語呂合せで、
建築デザイナー(スタイルデザイン社長)の山内康弘(茨城県坂東市逆井3914)が、

「人と人、人と自然、世代と世代が虹のようにつながる日に」と制定。

 


■「虹」の語源

 


古英語「ren(雨)+ boga(弓)」 ⇒ 英語「rainbow」 へと変化。「雨の弓」を意味する。

 

フランス語「arc-en-ciel」(アルカンシエル)。「空に架かるアーチ」を意味する。

 

中国語「虹」==「虫(へび)+ 「工(つらぬく)」。大空を貫く(架かる)蛇や龍を意味する。

蛇に例えるのは、西アフリカ・オーストラリア・北アメリカの原住民も同じ。

 

 

日本でも、古事記や万葉集によれば---

「ヌジ」つまり沼の主、「ナギ」「ナジ」つまり蛇を指し、漢字の「虹」と合体した。
かくして、イザナギとイザナミが虹を渡って下界に降りたという神話が成立した。

 


■ お題 「虹の7色、全部言える?」

 

 

7色とは、上(外)から順に、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫


6色は言えたが、藍(インディゴ)は言えなかった。

人によっては橙(オレンジ)の方が出て来なかったかもしれない。

 

 

今でこそ、世界各国でも7~6色がポピュラー(趨勢)となっているが、

古代~中世では、5~2色が一般的だった。

 

2色:沖縄琉球族(・・・赤と青)、南アジアバイガ族、アフリカバサ語族、
3色:台湾ブヌン族、アフリカショナ語族 
4色:東南アジア、ロシア
5色:中国、日本、ヨーロッパ、メキシコなど多数

 

 

ところが、イギリスの科学者アイザック・ニュートン(Sir Isaac Newton、1643~1727年)が、
虹色の帯幅が音楽の音階(オクターブ。ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シの7音)幅に対応しているとして、5色でなく7色だと言い出した。

 

 

■「虹」は太陽(光)と大気(水滴・雨粒)の光学的な気象現象

 


太陽光が大気中の水滴によって屈折・反射される時に、水がプリズムの役割を果たし、光が分解され無限の色帯、つまり連続スペクトルとなって見える現象。

 

スペクトル(英語spectrum)・・・複雑な情報や信号をその成分に分解し配列したもの。
プリズム(英語prism) ・・・ガラス・水晶など透明な多面体の材質は、その屈折率が光の波長によって異なるため、プリズムを出る光の方向は波長によって変わり分散する。

 


観察者から見て---
太陽光の位置(対日点)は、地平線・水平線よりも下に位置している。
水滴は大気中に分布しており、太陽光を屈折させている。

光を構成する色は波長が異なるため---
42.36°(約42°)~ 赤・橙・黄・緑・青・藍・紫 ~ 40.67°(約41°)の角度(半頂角という)で反射するので、緩やかな円弧を描いて見える。


尚、二重の虹が見える時も偶にある。これは雨粒の中で2回反射したもの。この場合は約53°~約51°の半頂角。

 

 

20160619 18:20 妻が金沢のホテルルームから

「二重の虹」を撮影。


 


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