今日は「平成最後の日」。ラス前の昨日は「自然教育園」の仲春に親しんだ。

 

 

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早春に続いて仲春の「自然教育園」を訪ねた。植物園なので1,2カ月で景色が移ろっている。


東京メトロ銀座線の溜池山王駅で、南北線に乗り換えて白金台駅まで。


■「国立科学博物館附属　自然教育園」 (港区白金台5-21-5)


我々シルバーは無料開放。「東京大学大学院理学系研究科附属 小石川植物園」(文京区白山3-7-1) と同じく、ほとんどが日本固有種=自生種の動植物。
かつ「明治神宮の森」(渋谷区代々木神園町１) と 「林試の森公園」(目黒区下目黒5-36 ～ 品川区小山台2-6)と並び、都区内では貴重な自然の宝庫と言われる。
港区の高級住宅地に武蔵野の自然が一杯!! 天然記念物の園!! と驚かされるパワースポット。敷地内には「庭園博物館」もある。

洪積世(20～50万年前)の海食により白金台地が形成
⇒縄文期 (紀元前約2500年)の土器や貝塚発見
⇒平安期には目黒川・渋谷川の低湿地で水田開墾・染料(ムラサキ)栽培
⇒室町期の16世紀に太田道灌の曾孫・新六郎などの豪族・白金長者が支配
⇒江戸期の1664年、高松藩主・松平讃岐守の下屋敷
⇒明治期には陸海軍の火薬庫⇒大正期の1917年、宮内省「白金御料地」
⇒昭和期の1949年、文部省「天然記念物及び史跡」⇒1962年、「国立科学博物館附属自然教育園」。 
 

 

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□ 路傍植物園

ホウチャクソウ(チゴユリ科)

 

 

ヤマウグイスカグラ(スイカヅラ科)

オドリコソウ(シソ科)

フタリシズカ(センリョウ科)･･･園内各所

エビネ(別名ヤブエビネ/ジエビネ、ラン科)･･･園内各所

 

アカガシ(ブナ科)の新芽

ガマズミ(レンプクソウ科)の花

ニリンソウ(キンポウゲ科)

チョウジソウ(キョウチクトウ科)･･･園内各所

ヤマブキソウ(ケシ科)

ラショウモンカズラ(シソ科)

□　白金長者屋敷の館跡・土塁

イロハモミジ(ムクロジ科)林

 

□ 水鳥の沼～いもりの池



コサギ

 

 

突然、コサギが飛び立った!!

ヤブデマリ(スイカズラ科)

 

 

 

コナラ(別名ホウソ、ブナ科)林

 

 

 

□ 水生植物園～瓢箪池(ひょうたんいけ)

 

いきなり毛虫の出迎え。カメラを向けるくるくる回転してピンボケ。

葉桜林の下で手弁当を広げていたところ、真上で大きなカラスが狙っているのに気づいて、手で覆い隠しながら食べた。

 

アオサギ

アヤメ(アヤメ科、綾目模様)が満開

 

 

カキツバタ(アヤメ科、白い鼻筋)も少々


ハナショウブ(アヤメ科、黄色い鼻筋)は未だ


ツボスミレ(スミレ科)

チョウジソウ(キョウチクトウ科)･･･園内各所

ミヤマシロチョウ

モンシロチョウ

 

 

 

 

アシ(別名ヨシ、イネ科)

ノイバラ(バラ科)

 

 

 

ナガボノシロワレモコウ(バラ科)の若葉

オヘビイチゴ(バラ科)

 

スイバ(タデ科)

 

 

 

キハダ(ミカン科)の新芽･･･樹皮から生薬「黄檗(オウバク)」が採れる。

 

ハンノキ(カバノキ科)の実

 

 

ミツデカエデ(ムクロジ科)

ひっそりと咲くヤマツツジ(ツツジ科)の残り花

□ 森の小道～小川と湿地

カラスたち巣窟の森で盛んに鳴く中、時折り、ウグイスの美しい鳴き声が聞こえて来た。姿はキャッチできず終い。

シソバタツナミ(シソ科)

クサノオウ(ケシ科)･･･生薬「白屈菜」が採れる。

ヤマハギ(マメ科)

メヤブマオ(イラクサ科)

コゴメウツギ(バラ科)

 

 

 

ワレモコウ(バラ科)



□ 武蔵野植物園

 

コアジサイ(アジサイ科)

エゾアジサイ(アジサイ科)

 

サワフタギ(別名ルリミノウシコロシ/ニシゴリ、ハイノキ科)

 

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□　リブログ

2019早春