かえるのキャラクターで一番に思い出すのは?
▼本日限定!ブログスタンプ
蛙(かえる)の鳴き声「けろ(6)けろ(6)」の語呂合せで、「かえる友の会」会員で作家の矢島さら氏が1998年に「かえるの日」を制定したそうな。
*
昔から、芸事は「6歳の6月6日」から始めると上達すると言われていることに因んで、「楽器の日」でもある。
数を指で折って数えると6は小指が立つ形になることから、"子が立つ"に繋(つな)がり、芸事の稽古始めは「数え6歳の6月6日」にすると上達が早いという習わしに由来する。
また、「6月6日」の歌詞が登場するのは「ドラえもんの絵描き歌」(1979年発売)。
「丸書いて ちょん 丸書いて ちょん お豆に芽が出て 植木鉢 植木鉢 6月6日にUFOが あっちいって こっちいって おっこちて お池が2つできました お池にお舟を浮かべたら お空に三日月昇ってた ヒゲをつけたら ドラえもん」。
*
アメブロさんが「楽器の日」ではなく「蛙の日」を選んだことから、
先ず連想したのが、「蛙の歌が聞こえて来るよ クヮクヮクヮクヮ ケケケケ ケケケケ クヮクヮクヮ」という歌詞。「ケロケロケロケロ ゲゲゲゲゲゲゲゲ ゲロゲロゲロゲロ」などとも歌われる。
原曲のメロディーはドイツ民謡。1930年、スイスの教育者ヴェルナー・ツィンメルマン(Werner Zimmermann)博士が来日し玉川学園(東京都町田市玉川学園6-1-1)での合唱指導で使われたらしい。「quak quak quak quak, kae kae kae kae kae kae kae kaek, quak quak quak」
*
奈良時代の「万葉集」には、楓(かへるて⇒かえで)の葉っぱの形が「蝦」(かへる⇒かえる)の手の形に似ていることから、楓のことを「蝦手」と詠われている一方、鳴川津(なくかはづ)・川津妻(かわづつま)などと「川津」(かはつ⇒かわず)とも詠われていると言う。
私の少年時代、金沢の田園地帯では、「ぎゃわず」だの「ぎゃっとん」などと親愛の情で呼んでいた。
しかし文部省の理科実験では、何度か解剖させられて可哀想なことをした。私の妻は、開腹の途中で実験室の中を逃亡したことが少女時代の記憶から消え去らず、未だに花菖蒲田の鑑賞に訪れ鳴き声が聞こえると逃げてしまう。
製薬会社・興和(名古屋市中区錦3-6-29)のマスコットキャラクターケロちゃん・コロちゃんは、1949年にコルゲンコーワの新聞広告で初登場し、1958年にマスコット人形として誕生、1963年からは薬局の軒先に店頭カエルがお目見えした。
1985年、公衆電気通信法は電気通信事業法に改正、電話機や回線利用制度が自由化。
独占していた電電公社が民営化してNTTとなり、電気通信事業者として第二電電(⇒DDI)、日本テレコム(⇒ソフトバンクBB)、日本高速通信(⇒KDDI)が新規参入した。
その新生NTTが提唱したのが、「帰る」と「蛙」を掛けた「カエルコール」。モーレツ社員の夫がようやく仕事を終え妻に帰宅予定時刻を告げる電話を掛けることを推奨したのだった。
今のようにケータイやスマホがない時代で、我々(当時30代終盤)は残業の後でも最終電車ギリギリまで居酒屋やカラオケスナックに立ち寄ったものだった。
そうして会社を出る時に小声でカエルコール、公衆電話を探してカエルコール、とうとう終電に乗り遅れてサウナや深夜喫茶からカエレナイコール・・・。