ピザの生地はカリカリ派?ふわふわ派?
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■ お題 「ピザの生地はカリカリ派?ふわふわ派?」
我が家の好みは、ふわふわ。時々カリカリ。
■ ピザの歴史
6世紀半ば、古高ドイツ語 bizzoあるいはpizzo (「一口」を意味する。英語 bitあるいはbiteも同じ語源)。
997年、南イタリア・ガエータでラテン語の書にpizzaが登場。(「平らに潰す」を意味する動詞pinsere の過去分詞pinsa)。
16世紀、新大陸からトマトがもたらされた(南米アンデス山脈高原地帯のペルー・エクアドルの原産)。
18世紀後半までに、当時はスペイン領だったナポリでは、貧しい人々がトマトをパンに乗せる具として使い始めた。
□ 1738年創業、「ピッツェリア・アンティカ・ポルタルバ」 (「Pizzeria Antica Port'AlbaまたはAntica Pizzeria Port'Alba」・・・住所Via Port'Alba,18 - 80134 Napoli) がダンテ広場に近い路地で販売。
□ 1870年創業、「ダ・ミシェル(ミケーレ)」(「da Michele」・・・住所Via Cesare Sersale, 1/3 - 80139 Napoli)
□ 1880年創業、「ラファエレ・エスポジト」(「Rafaele Esposito」・・・住所Via Castellino, 111 - 80131 Napoli) がマルゲリータを最初に作ったと言う。
□ 一方、同じく1880年創業、「ピエトロ…エ・バスタ・コジ」(「Pietro... e basta così」)、現「ピッツェリア・ブランディ」 (「Pizzeria Brandi」・・・住所Via Riviera Di Chiaia, 273 - 80121 Napoli)。
1889年、「ピエトロ…エ・バスタ・コジ」は、イタリア王ウンベルト1世と王妃マルゲリータに献上した3種の中から、王妃はイタリア国旗を思わせる緑(バジリコ)・白(モッツァレッラチーズ)・赤(トマト)で彩られたピザをお気に入り。ナポリピッツァ・マルゲリータの名はこれに由来する。
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■ 11月20日は「ピザの日」
イタリア文化のシンボルとしてピザをPRするため、「ピッツァ・マルゲリータ」の名前になっている王妃マルゲリータ・ディ・サヴォイア=ジェノヴァ(1851年11月20日~1926年1月4日)の誕生日から、凸版印刷が1995年に制定した。
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■ 日本への伝来
米国へは、19世紀後半にイタリア移民によってもたらされた。
日本へはどうだったか---
1944年、第2次世界大戦中に神戸港へ着いたカリテア号(イタリア海軍の特務艦)の乗組員、指揮官付きコック長だったアントニオ・カンチェーミ(1916~2003年)が、神戸市のレストランにて初めてピザを焼いた。
その流れをくむのが、「アントニオ南青山本店」(港区南青山7−3−6 第22大京ビル)と「アントニオズデリ阪急うめだ本店」(大阪市北区角田町8-7)。
一方、ほぼ同時期の1946年、宝塚の温泉街の寶來橋付近で創業したイタリア料理店「アベーラ」。店主はシチリア出身のオラッツィオ・アベーラ(1913~1974年)。
現在は「アモーレ・アベーラ」(宝塚市南口1-9-31)として継続。
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【追記】
宝塚温泉つながりで、2題 !!
カピバラin伊豆サボテン公園
(静岡新聞2016/11/19配信)
(201611dd)
ニホンザルin地獄谷野猿公苑
(ライブカメラ201611dd配信)
(201410dd)