■ 8月10日は「ハイボールの日」
「81 (ハイ) 0 (ボール)」の語呂合わせ、および夏の時期に一段と美味しい季節性から、サントリー酒類(株)が制定した。
ウイスキーをソーダで割って作るハイボールの美味しさを多くの人に味わってもらうことが目的。
□「ハイボール」の名前の由来
数説あるが、私は次の説に惹かれる。
19世紀の米国の鉄道では長い棒にボールを吊るした「ボール信号機」が使われていて、信号係がボールを上に高く掲げると「ハイ・ボール(進行)」、下げると「ロー・ボール(停止)」を意味した。セントルイス駅にウイスキーのソーダ割りが好きな信号係がいて、彼は飲む度に「ハイ・ボール(進行)!」と叫んでいたことから、その飲み物もハイボールと呼ぶようになったという説。
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□ お題「お酒用のグラス持ってる?」
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下記のようなグラスを持っている。今回初めて並べてみた。
□ 私の酒類の嗜好
1970年代頃には、スタンドバーやコンパバーで、廉価なウイスキー(サントリーホワイト/角瓶、ハイ/ブラックニッカ)のオンザロックかコークハイ(※)、ジンならばフィズ・ライム・リッキーで飲んでいた。
ハイボールは60~70年代には人気があり、その際のツマミは専ら乾き物(ナッツ・チョコ、チーズ、アタリメ)だった。
経済バブルの80年代頃には、スナックバーやディスコバーで、ポッキーなどのスナック菓子・チョコ・ピザ、野菜(トマト・キュウリ・セロリ)、唐揚げや焼きそば、お新香などをツマミにして、中級ウイスキー(サントリーオールド、スーパーニッカ)の水割り、ジンのトニックウォーター割りなどが圧倒しハイボールの人気は落ちて行った。
バブルが弾けた90年代頃には水割り傾向の中にも、廉価で多彩な焼酎(麦・蕎麦・米・芋・・・)の台頭が目覚ましい一方で、円高を背景にスコッチ(私の好みはシーバスリーガル)やバーボン(同ワイルドターキー)をはじめ外国産ウイスキーが好まれるという、二極分化があった。つまみは多種多彩。
そして近年は、焼酎をはじめ各種スピリッツ(蒸留酒)をベースにしたハイボールが再来している。