■ 1月25日は「左遷の日」
旧暦の延喜元年1月25日 (新暦の901年2月21日)、右大臣・菅原道真 [すがわらのみちざね、承和12年6月25日（845年8月1日）～ 延喜3年2月25日（903年3月26日）] が、醍醐天皇によって九州大宰府に左遷された。
菅原道真の才能を高く評価した宇多天皇によってトントン拍子に出世したことを激しく妬(ねた)んだ左大臣・太政官の藤原時平(守旧派の藤原北家)は、ライバル道真を罪に陥れてやろうと策略し醍醐天皇に何かにつけて讒言（ざんげん：人を悪く言うこと）を繰り返したため、醍醐天皇も道真のことを逆臣と思い込むようになってしまう。
そして全くの濡れ衣で、右大臣から左大臣への"左遷"どころではない。遠い遠い太宰府の閑職、大宰権帥 [だざいのごんのそち、大宰府長官である大宰帥（だざいのそち）の権官･･･正規の員数を超えた役職(今日のxx附)] に左遷&謹慎したいわゆる「昌泰の変」。事実上の筑紫国（現・福岡県）への流罪。しかも息子たちも流罪となって菅原一家は離散してしまった。
長年住み慣れた自宅の庭に植えられていた梅が咲いているのを見て「東風(こち）吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春な忘れそ」と詠み、この日、京の都を旅立った。
その梅は都の菅原邸から太宰府の庭まで飛んで行ってそこに根付いたという「太宰府の飛梅（とびうめ）」伝説がある。
菅原道真は無念の思いを抱きながら、2年後の延喜3年2月25日（903年3月26日）に失意のまま享年59 (満57歳) で病死した。
道真の死後、京では天災などの天変地異が相次ぎ、権力者の一部だけが変死を遂げるなど奇妙な出来事が相次いだ。
27年後の延長8年6月26日（930年7月24日)、御所清涼殿に落雷があり守旧派の大納言・藤原清貫(藤原南家)が即死。宮中には戦慄が走った。更にその後も天変地異の頻発、時平の急死、醍醐天皇の病魔などの不吉事が続いた。
国宝『北野天神縁起絵巻 承久本第8巻(部分)』筆者不詳、1219年、北野天満宮蔵
重文『北野天神縁起絵巻 承久本第6巻(部分)』土佐光信・筆、1503年、北野天満宮蔵
その怨霊が雷様となって平安京を祟っているからだとされ、しかも道真の領地だった桑原地区だけには落ちなかった。かくして道真は雷神⇒天神として怨霊を鎮(しず)められ、「学問の神様」として名誉を回復でき、後世に長く今日に至るまで「天満宮」の祭神「天満大自在天神」(通称「天神様」) として祀られ、毎月25日は「道真公を祀る縁日」となっている。
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□ 私が参拝した天神様 (境内社は除く。★印は特に参拝の機会が多い。)
亀戸天神社(江東区亀戸3-6-1)･･･東の太宰府。★
小野照崎神社(台東区下谷2-13-14)
五條天神社(台東区上野公園4-17) ★
湯島天満宮(文京区湯島3-30-1) ★
櫻木神社(文京区本郷4-3-1)
牛天神北野神社(文京区春日1-5-2)
赤城神社(新宿区赤城元町1-10)･･･蛍雪天神として再興。
新井天神北野神社(中野区新井4-14-3)
荏柄天神社(鎌倉市二階堂74)
金沢神社(金沢市兼六町1-3)
北野天満宮(京都市上京区御前通今小路下ル馬喰町918)･･･天神社の総本社。
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■ ブログネタ「好きな炭酸のジュース教えて！」
私は、高校生～30歳代頃 (1960～80年代) にはコカコーラ(1957年発売)やファンタグレープ(1958年発売)などパンチの利いた炭酸飲料を好み、ホットなコーヒーや紅茶などは殆ど飲まなかった。
育った北陸の夏は湿度が高く炭酸飲料向き。一方、実家での冬は日本茶(緑茶)が多かった。その余波もあり社会人になっても冬はコーヒーや紅茶よりも緑茶が多かった。
しかし胃潰瘍に罹(かか)った40歳前半 (90年代) からの夏は、医者の指導があって炭酸飲料を控えめに飲んだ時期もあった。
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以上の経緯に拘わらず、私(父親)も妻(母親)も炭酸飲料は好物なので、子ども3人とも好きなようだ。
□ 我が家の炭酸ジュース ベスト8
コカ・コーラ ゼロ
コカ・コーラ スプライト(レモンライム風味)
コカ・コーラ ファンタグレープ / オレンジ
コカ・コーラ ドクターペッパー
サントリー 天然水スパークリング レモン
サントリー 炭酸飲料オレンジジュース オランジーナ
アサヒ 三ツ矢サイダー
キリン レモン