雷で怖い思いをしたこと、ある?
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■ 雷神(雷様)の伝承
比較的近い地域に、ピカッ !! バリバリ !! ドーン !! と「落雷」があった時は、小さい頃から胆を冷やす(●ンコが縮こまる、命を縮める)思いをしたものだが、シルバーの今でもそれは変わらない。
20140417撮影 京都・建仁寺「風神雷神図」(レプリカ)
そして伝承には、雷神様が天から---
① 人の臍(へそ)を取るから、臍を出して寝るな ! ⇒ 本当は寝冷えしてお腹を壊すから腹巻をしなさい ! という躾(しつけ)、
②桑原桑原という呪文を唱えよ ! ⇒ 学問の神様・菅原道真公 (845/8/1~903/3/26) が藤原家の陰謀によって大宰府へ左遷・病死し、その怨霊が雷様となって平安京を祟っているからだとされ、
道真の領地だった桑原地区 (現在も残存しているのは御所と簡易裁判所の間の丸太町通りり一角のみ、それでも地名として残している怪) だけには落ちなかったことが由来。
■ お題 「雷で怖い思いをしたこと、ある?」
現役サラリーマン時(1980年代)に一度、こんなことがあった。
下手メンバーで栃木県塩谷郡矢板町(現・矢板市、雷の多発地帯)のゴルフ場に行った時のこと。未だ辺りが明るいのに突然、サイレンがけたたましく鳴り響いた。
キャディーさんが慌てて直ぐプレーを止めて避難小屋に逃げ込みなさい!という制止・警告を聞かず、
その日は自費で来ているのだからもったいない、アイアンやパターは止めてウッドでやろう(実はウッドにもメタルは施されている)と
粘っていたら、アッと言う間に雷が向こうの山から接近しゴロゴロピカドーン !
馬鹿な我々は、びっくらこいて命からがら小屋に逃げ込んだのだった。
■ 6月26日は「雷記念日」
平安時代中期の930年6月26日、御所の清涼殿に落雷があり守旧派の大納言・藤原清貫(藤原南家)が事故死した。
当時の政権は、宇多法皇 + 登用されていた学者肌の右大臣・太政官の菅原道真 VS 醍醐天皇 + 守旧派の左大臣・太政官の藤原時平(藤原北家)という二派が形成されていた。
だが901年、醍醐天皇 + 藤原家は得意とする謀略によって道真を追放した。辺境・大宰府へ左遷・謹慎(一家の流刑)したいわゆる「昌泰の変」。
道真は失意のまま病死。ところが突然の清貫の落雷による即死事故に宮中には戦慄が走った。当人は道真追放の実行犯。以降にNo.3に上り詰めていたからだ。
更にその後も天変地異の頻発、時平の急死、醍醐天皇の病魔などの不吉事が続いた。
かくして道真は雷神⇒天神として祀られてその怨霊を鎮(しず)められ、学問の神様として名誉を回復でき、後世に長く今日に至るまで「天満宮」の祭神として祀られることになった。
■ 私がこれまで参詣した天神様
五條天神社(台東区上野公園4-17)
20150407撮影
湯島天満宮(文京区湯島3-30-1)・・・最も回数が多い。
(HPより引用)
20160208撮影
北野神社(牛天神、文京区春日1-5-2)
20140317撮影
亀戸天神社(江東区亀戸3-6-1)
20160216撮影
荏柄(えがら)天神社(鎌倉市二階堂74)
20121208撮影
金沢神社(金沢市兼六町1-3)
北野天満宮(京都市上京区御前通今出川上ル馬喰町)
錦天満宮(京都市中京区新京極通四条上ル中之町537)
太宰府天満宮(福岡県太宰府市宰府4-7-1)・・・高校の修学旅行で。