■ 4月22日は「清掃デー」、4月22日~28日は「全国環境衛生週間」。
□ 清掃に関連する法律
▽「汚物掃除法」
1900年4月1日、伝染病の蔓延(まんえん)を防ぐために「汚物掃除法」が施行された。
▽「清掃法」
1954年4月22日、それまでの「汚物掃除法」を改正して「清掃法」が汚物の衛生的処理と生活環境の清潔による公衆衛生の向上を目的として制定され、7月1日から施行された。
これによりゴミ収集が市町村の事務として位置付けられた。
▽「廃棄物処理法」
1960年代になると、高度経済成長に伴って大量消費・大量廃棄によるゴミ問題が顕在化し、ゴミ焼却場自体が「公害」発生源として問題となって来た。
私が大学を修了した1971年3月の約3カ月前の1970年11月24日~12月18日に開かれた、臨時国会(第64回国会)いわゆる「公害国会」 において、
「清掃法」を全面的に改定する形で「廃棄物処理法」(正式名称「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」) が制定され、9月24日から施行された。
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□ お題「こだわりの収納術」
▼本日限定!ブログスタンプ
サラリーマン生活38年から得た知識と経験により、次の点に留意して収納している。
☆ 同類は優先順位を付ける。
☆ 4年以上経過したものは廃棄する。
☆ 収納場所には制限した量を維持する(引き出しを増やさない)。
◇---------------------------------------------------
□「公害」(英語「Pollution、Environmental disaster」)
経済合理性の追求を目的とした社会・経済活動によって、環境が破壊されることにより生じる社会的災害である。
▽ 公害の種類
大気汚染/水質汚濁/土壌汚染
騒音/振動/悪臭/地盤沈下
光害/日照
放射性物質
食品/薬品/交通/基地
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▽ 国の公害対策~環境政策
1970年7月、佐藤栄作内閣総理大臣を本部長とする公害対策本部、関係閣僚で構成される公害対策閣僚会議を設置し、公害対策の基本的な問題についての検討を行った。
公害関係法令の抜本的な整備を目的として「公害国会」が開かれ、公害関係14法案が成立した。
この公害国会の後、環境政策の進展のために、「環境庁」(初代長官: 大石武一、現「環境省」)が設置された。
法体系整備のポイント
☆ 同類は優先順位を付ける。
☆ 4年以上経過したものは廃棄する。
☆ 収納場所には制限した量を維持する(引き出しを増やさない)。
◇---------------------------------------------------
□「公害」(英語「Pollution、Environmental disaster」)
経済合理性の追求を目的とした社会・経済活動によって、環境が破壊されることにより生じる社会的災害である。
▽ 公害の種類
大気汚染/水質汚濁/土壌汚染
騒音/振動/悪臭/地盤沈下
光害/日照
放射性物質
食品/薬品/交通/基地
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▽ 国の公害対策~環境政策
1970年7月、佐藤栄作内閣総理大臣を本部長とする公害対策本部、関係閣僚で構成される公害対策閣僚会議を設置し、公害対策の基本的な問題についての検討を行った。
公害関係法令の抜本的な整備を目的として「公害国会」が開かれ、公害関係14法案が成立した。
この公害国会の後、環境政策の進展のために、「環境庁」(初代長官: 大石武一、現「環境省」)が設置された。
法体系整備のポイント
(1)公害対策が経済優先ではないかとの批判に対し、いわゆる「調和条項」を削除し、国の基本的姿勢を明確にした。
(2)大気汚染、水質汚濁では従来の指定地域での規制から全国規制に、また、規制対象物質を拡大し規制強化を図った。
(3)事業者の基準遵守の指導権限をほぼ全面的に地方に委譲し、また、上乗せ規制の規定を明確化して地方自治体の権限を強化した。
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▼ 日本の代表的な「四大公害病」
▽「イタイイタイ病」(英語「Itai-itai disease」)
1910年代~1970年代前半に、富山県神通川流域で発生した奇病。カドミウムによる水質汚染を原因として、米などを通じて人々の骨に対し被害を及ぼした。
高原川(神通川上流)流域における岐阜県三井金属鉱業神岡鉱山亜鉛精錬所(通称・神岡鉱山、岐阜県飛騨市神岡町鹿間1-1)による亜鉛鉱に含まれた不純物・カドミニウムが含まれる未処理廃水が、
神通川下流域の富山県婦負郡婦中町(現・富山市婦中町)において産出された米/野菜/汚染水を摂取し、更年期の女性を中心にカドミウム慢性中毒による骨軟化症をもたらした。
認定患者数200人、要観察者数343人。
▽「水俣病」
1956年頃から(1997年の安全宣言により漁が再開された)、熊本県水俣湾で発生した奇病。
チッソ水俣工場(熊本県水俣市野口町1-1) 廃液に含まれる有機水銀(メチル水銀化合物)による水質汚染/底質汚染を原因とした魚介類の食物連鎖(生物濃縮)を通じて人の健康被害(主にメチル水銀中毒症による中枢神経疾患・・・感覚障害/運動失調/求心性視野狭窄/聴力障害/平衡機能障害/言語障害/手足の震え/等) をもたらした。
認定患者数12,700人、未認定患者らの水俣病不知火患者会2,100人。
▽「四日市ぜんそく」
1960~1972年頃までの高度経済成長期に三重県四日市市塩浜地区など/三重郡楠町における「四日市コンビナート」(日本初の本格的な石油化学コンビナート) から発生した、主に亜硫酸ガスによる大気汚染による慢性閉塞性肺疾患 [気管支喘息/喘息性気管支炎/慢性気管支炎/肺気腫] などの都市公害。
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▼ 日本の代表的な「四大公害病」
▽「イタイイタイ病」(英語「Itai-itai disease」)
1910年代~1970年代前半に、富山県神通川流域で発生した奇病。カドミウムによる水質汚染を原因として、米などを通じて人々の骨に対し被害を及ぼした。
高原川(神通川上流)流域における岐阜県三井金属鉱業神岡鉱山亜鉛精錬所(通称・神岡鉱山、岐阜県飛騨市神岡町鹿間1-1)による亜鉛鉱に含まれた不純物・カドミニウムが含まれる未処理廃水が、
神通川下流域の富山県婦負郡婦中町(現・富山市婦中町)において産出された米/野菜/汚染水を摂取し、更年期の女性を中心にカドミウム慢性中毒による骨軟化症をもたらした。
認定患者数200人、要観察者数343人。
▽「水俣病」
1956年頃から(1997年の安全宣言により漁が再開された)、熊本県水俣湾で発生した奇病。
チッソ水俣工場(熊本県水俣市野口町1-1) 廃液に含まれる有機水銀(メチル水銀化合物)による水質汚染/底質汚染を原因とした魚介類の食物連鎖(生物濃縮)を通じて人の健康被害(主にメチル水銀中毒症による中枢神経疾患・・・感覚障害/運動失調/求心性視野狭窄/聴力障害/平衡機能障害/言語障害/手足の震え/等) をもたらした。
認定患者数12,700人、未認定患者らの水俣病不知火患者会2,100人。
▽「四日市ぜんそく」
1960~1972年頃までの高度経済成長期に三重県四日市市塩浜地区など/三重郡楠町における「四日市コンビナート」(日本初の本格的な石油化学コンビナート) から発生した、主に亜硫酸ガスによる大気汚染による慢性閉塞性肺疾患 [気管支喘息/喘息性気管支炎/慢性気管支炎/肺気腫] などの都市公害。
「四日市コンビナート」を構成する企業群・・・石原産業/中部電力/昭和四日市石油/三菱油化/三菱化成工業/三菱モンサント化成など。
認定患者数2,216人、喘息症状発症者数約5,000人。
▽「第二水俣病 阿賀野川水銀中毒」(別名「新潟水俣病」)
1964年頃から新潟県阿賀野川下流域で発生した奇病。
昭和電工鹿瀬工場 [新潟県東蒲原郡鹿瀬町(現・阿賀町)] 廃液に含まれる有機水銀(メチル水銀化合物)による水質汚染/底質汚染を原因とした魚介類の食物連鎖(生物濃縮)を通じて人の健康被害が生じた。
水俣病救済特措法による申請者数2,018人。
認定患者数2,216人、喘息症状発症者数約5,000人。
▽「第二水俣病 阿賀野川水銀中毒」(別名「新潟水俣病」)
1964年頃から新潟県阿賀野川下流域で発生した奇病。
昭和電工鹿瀬工場 [新潟県東蒲原郡鹿瀬町(現・阿賀町)] 廃液に含まれる有機水銀(メチル水銀化合物)による水質汚染/底質汚染を原因とした魚介類の食物連鎖(生物濃縮)を通じて人の健康被害が生じた。
水俣病救済特措法による申請者数2,018人。